YAMAVICO HAUS

仏像えほん ぼくとぞうの有頂天たび<
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仏像えほん ぼくとぞうの有頂天たび

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店橋 花里(文・絵)/ 肥田 路美(監修)

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仏像ってなんだろう?

仏像にはどんな種類があるの?どんな素材で作られているんだろう?
知っているようで知らない仏像の世界。

人々の幸せを願う〈祈り〉のかたちとして、いろいろな国の歴史と文化が混ざり合い、百年、千年と時代にあわせて形を変化させてきた仏像。

そんな多様な仏像の面白さと、そのヒミツを、
カラフルで楽しいイラストとともに、ユーモラスにわかりやすく解説。
子どもから大人まで、理解が深まる絵本です。

自由な想像力や豊かな表現力でつくられた個性あふれる仏像の魅力を知る、
はじめの一歩となる入門絵本に。

《対象年齢》
読んであげるなら:5・6才から
自分で読むなら:小学中学年から
全漢字ふりがなつき

《ひとこと》
仏像えほんには、FSC®森林認証をうけた紙を中心に、古紙パルプや非木材パルプ配合の紙を選びました。捨てられるはずだったインキやノンVOCインキを使用し、印刷しています。

《作家コメント》

仏像が好きな、小さな仲間が増えたらうれしいなという思いから、長い手紙をしたためるような気持ちで作りました。イチ仏像好きによる、仏像の絵本です。

好き!と感じる仏像の造形的な面白さの奥に目をこらすと、仏教はもちろん、千年単位の時間や色々な国の歴史、思想、文化たちが輪になって踊っている姿が見えてきます。

そして、その輪の真ん中には、時間も国も立場もなく、お祈りの気持ちがすっくと立っています。年々、強くそう思います。この絵本が、私にとって改めて仏像に出会い、好きになるきっかけになってくれたように、皆様にとってもそうでありますように。願わくは、仏像をとりまく様々なものへの好奇心を広げる冒険の扉になりますように!

《絵本初紀》

初めての絵本制作に奮闘した日々の記録を、少しずつTwitterにアップしています。
こちらも併せてお楽しみください。
https://twitter.com/i/events/1500811170051407872

その日、ぼくは町の博物館で〈仏像〉をはじめて見たんだ。
いまにも動きだしそうで、ちょっとこわい!!
「仏像って、なんだろう?」
小さな白いぞうといっしょに、仏像のヒミツを知る旅にでる。

ちょっとふしぎな仏像の世界へ――
カラフルで楽しいイラストで描かれた多様な仏像たちが登場!
読み・遊びながら学べる、おまけのページも盛りだくさん。
はじめの一歩となるやさしい仏像絵本。

発売日 :2022年4月8日
価格  :2000円+税
発行  :YAMAVICO HAUS[株式会社 横浜アニメーションラボ]
ブックデザイン:後藤寿方(DK)
プリンティングディレクター:花岡秀明
印刷 藤原印刷株式会社
判型  :B5変型判
サイズ :257mm x 191mm
ページ数:40ページ
本の種類:日本語
ISBN   :978-4-9910506-2-6

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PROFILE

店橋 花里

イラストレーター・ライター。 1980年茨城県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科美術史専修卒業。流通系専門誌の編集部を経て、フリーランスのイラストレーターに。装画や雑誌の挿絵、ルポ漫画など、様々な分野で活動中。仏像好きから、ちょっと興味のある人たちにまで「こんな仏像の楽しみ方ってあったんだ!」を幅広く届けるファンイベントやZINEを制作する「仏像部」の副部長。本書がはじめての絵本作品となる。

肥田 路美

文学博士。早稲田大学文学学術院教授。 専門は仏教美術を中心にした中国南北朝・隋唐時代美術史。主な著書に『初唐仏教美術の研究』(中央公論美術出版)、『浄瑠璃寺と南山城の寺』(保育社)、『古代寺院の芸術世界』(編著、竹林舎)、『仏教美術からみた四川地域』(編著、雄山閣)、他がある。2019年4月から早稲田大学會津八一記念博物館長をつとめる。